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悪条件の中で、自分に何ができるか
絶望的な状況で自分を生かす道を
どうやて切り開いて行くか―
これを見つけることである。

こういってもいい。
現在成功している人のほとんどは、
悪条件を乗り越えてきた人である。
成功した人はみな、この逆境を
エネルギーに変えられるのである。

悲しむことはない。
今の状態で何ができるかを考えて、
ベストを尽くすことだ。 



あなたが、本来の自分の生き方を見出す為に…。



自分自身がどのように生きるべきかという、自己実現の方向性を見出す為には、どうすれば良いのか?と考えてみましょう。


人が、自分の生き方を見つけようとするとき、その答えをどのように得るものでしょうか …。
果たしてそこには、意志の介在が重要で、結果を生み出すのに必要な要素なのでしょうか?


自己実現という、生き甲斐の追求は、自分自身の生まれ持った素質や能力などを発展させることであり、その結果、より完全な自己を実現させることでしょう。人まねでも、世間体を考えてでもない、本当に自分の心 (魂) が切望している世界を見出すことです。それによって、人生の充実感に浸れることでしょう。


それを見出す為には、
自分がどのような人生を送りたいのかという純粋な思いや願望を先ず心に抱き、その世界を追求していくことが必要でしょう。その過程で人生の夢や構想を実現したいという意志が必要になってきます。
そして、そうした意志が諦めることなく持続できるならば、それらの願望は実現できる可能性があると考えられます。


何を求め続けられたかの結果が、自己実現の世界を決定付けます。


持続し続けられない願望は、自分に適していない一時的な夢物語でしかなく、それらの実現は有りえないといえるのではないでしょうか。


人の脳内から生じる、人生の願望や動機などのひらめきは、それまで蓄積された知識や思いによって生じてきます。


こうした学習された興味の世界の知識こそが、その人に最適な人生を示唆しているとも言えます。


人は、どのようなことに興味や関心を抱くかということが本質であり、それ自体がその人となりを形成するのです。
人それぞれに個性があり、その人なりの長期にわたって持続された心の要求や考えは、その人の堅固な意志となって人生に作用していると思います。
そうした意志を決定づける世界こそが、もって生まれた遺伝子からのメッセージでもあるのです。
人のDNAからの影響は、感心や知識の集積の動機付けとも繋がっています。
世間体や見栄による人生設計は、生まれ持った能力に適合しません。それ故に、自分に合わない世界を目指して努力したとしても、結局は自信喪失に繋がり自己否定的な感情が生まれるものです。それは何も生み出さないマイナスの悩みへと繋がっていくでしょう。


“無意識との対話”により、自己の生き方を導くメッセージに傾聴しながら、たとえ、持って生まれた才能が要求する特別な世界が有っても無くても、マイナスとなる悩みや苦しみを抱えて生きるのではなく、どのように些細なことであっても自分を活かす生き方や家族とのささやかな幸せな時間など、自分の人生において与えられる貴重な贈り物を満喫して、満足した人生を送ることが重要ではないでしょうか。

マインド・サイエンス 
井手無動 (IDE MUDO) 

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